カネボウ白斑問題に学ぶ会

カネボウ白斑問題に学ぶ会~化粧品リスクを考えるために

化粧品に潜む罠~きれいになるはずだったのに...

化粧品の危害発生件数は多い

国民生活センターによると、化粧品を原因とする危害発生件数は医療サービスと並んで、毎年1位と2位を争っている状況なんだそうです。 それだけ頻繁に化粧品による肌トラブルや皮膚障害というのが起こっているわけなんですね。


あまりに頻繁すぎてニュースにもならないのかそれとも化粧品会社は大切なスポンサーということで報道できないのかわかりませんが、 化粧品被害に関してはテレビなどではほとんどやりません。 それこそ「茶のしずくの小麦アレルギー被害」や「カネボウ化粧品の白斑被害」ぐらい被害が甚大なものにならないとテレビで取り扱われることはないです。


つまり、マスコミも消費者よりもスポンサー優先である以上は、消費者である私たちは自分で情報を集めて化粧品被害から身を守らないといけないということです。


当サイトは、そんなスポンサー絡みのしがらみはないので、「カネボウ化粧品の白斑被害」を例に挙げて、化粧品被害から身を守る方法を一緒に考えていきたいと思います。

化粧品を使っているかぎりはいつ肌トラブルが起きても不思議ではない

かゆみ、かぶれ、湿疹、色素沈着は誰もが経験している

化粧品トラブルは1970年代から80年代にかけてが全盛期であり、それに対応するために厚労省(当時:厚生省)が アレルギー・接触性皮膚炎・発がん性の可能性がある成分に対して「表示指定成分」として定め、化粧品に明記することが義務付けられました。


現在はというと、化粧品に配合されているものはすべて明記し、配合してはいけないもの、配合量に規制があるものはネガティブリストとして決められています。 ※表示指定成分は現在「旧表示指定成分(102種類)」と呼ばれています。


ただ、日進月歩で進む化粧品開発のなかで新しい成分はどんどん生まれていますし、配合可能な化粧品の成分7000種類のうち半分以上は安全性のテストが満足に行われていないというのが現状です。 そのため、化粧品を使っているかぎりはいつ何時どんな肌トラブルが起きても不思議ではないんですね。


現在、無添加化粧品やオーガニック化粧品、それから敏感肌化粧品が人気があるそうなんですが、こうした傾向は裏返して考えてみると、 それだけ化粧品を使うことで、かゆみ、かぶれ、湿疹、色素沈着といった肌トラブルが心配だからということがいえます。


あるいはすでにそうした皮膚トラブルを経験したから少しでも肌に優しく安全なものを使いたいという気持ちが働いているとも考えられます。

今後も化粧品トラブルは続く~医薬部外品であっても。

医薬部外品であっても健康被害が出る可能性がある

カネボウの白斑問題の特徴の1つが国が承認した医薬部外品指定成分がまさにトラブルの元凶になったということです。 なぜ見抜けなかったのかには諸説ありますが、成分によっては症状が出てくるまでに時間がかかるタイプもあるということは考えておかないといけないでしょう。


実際にカネボウ化粧品の問題では、販売開始から3年経ってはじめて白斑の症状を訴えてるユーザーがでてきたわけですから。


もしかすると今あなたが使っている美白化粧水であったり、美白美容液も今は問題なく使えていたとしても数年の後、影響がでてくることも可能性としてはあるわけです。 症状がでてくるまでのタイムラグが長いほど、治るのにも時間がかかってしまいます。


パッチテストの段階で赤くなったり、ヒリヒリしたりと刺激があればすぐに使用を中止することができますが、パッチテストでは何ともなかったのにというケースが一番やっかいかもしれません。


それを防ぐ1つの方法としては、成分表示をみて、5つや6つの成分しか入っていないもの選ぶこと、そして自分でそれらの成分を調べて大丈夫そうだと確認できたものを使うということです。 ようは自分で理解できない、わからない、メーカーのいうことを信じるしかないという無知の状態で化粧品は使わないということです。

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